うちの相棒

COLUMN

今日は我が家のピアノについてちょっとご紹介します。

YAMAHA C3という型番のグランドピアノで、ライブハウスなどでもよく見かける、かなりポピュラーなサイズのものです。
グランドピアノには小さいものから大きいものまで(横幅は変わりませんが、奥行きが短いものから長いものまで)様々な種類があって、一番でっかいやつがいわゆる「フルコンサートグランド」と呼ばれているものですね。
で、サイズの違いで何が違うのかというと、まず張ってある弦の長さが違います。単純に言ってしまえば、長い弦ほど、余裕のあるつややかな音色が出せます。もう一つはダイナミクス。大きい楽器ほどやはり大きな音が出せますので表現の幅が広がります。
つまり、コンサートグランドは最も美しく、かつ最もダイナミックな演奏が出来る楽器なので、正真正銘、コンサートで演奏するためのピアノということですね。
当然値段も段違いに高くパワーがありすぎるので、もちろん我が家の音楽室に置くようなものではありません。。
一方、グランドピアノにはもっと小さいサイズ(YAMAHAではC1とかC2と呼ばれているサイズ)のものもあります。ただ、特に高音部の弦が短くなりすぎるせいで、音質的にキンキンという金属成分が強くなりすぎてしまうのが惜しいところです。

我が家のやつは2007年2月に新品で購入したものです。
ピアノにも他の楽器でよくあるように、一台一台に個別の識別番号が振られています。やはり全く同じ型番で作られた楽器でも、実際の音には1台1台かなり個性が出ます。私が購入した際には、YAMAHAのお膝元、浜松まで訪問し、同じ型番の楽器が3台用意された試弾室に案内され、1時間ほどかけて試弾させてもらいました。


私はかなり固い音(輪郭のはっきりしている音)が好みで、3台のうち最も高音部がキラキラした感じのやつを選びました。
なお当時のTAMAHAのラインナップにはCシリーズよりも一段上級とされるモデルがあって、使われている木材が違い、試弾すると確かに倍音豊かで柔らかい音がしたのですが、私はむしろくっきりした音が好きだったのでCシリーズを選びました。

ピアノには調律をいつ行ったかが記録されているカルテのようなものがあり、調律師さんがいつも記録してくれます。
調律は最低でも年に1回、良く弾き込んでいるときや狂いが気になるときは半年に1回くらいのペースでお願いしています。
単に弦の音程を合わせるだけではなく、ピアノの精緻な機構に何か不具合がないか、音質にばらつきがないかなど丹念に点検してくれます。人間の健康診断と同じく、定期的にやることでとても安心感がありますね。

さて、今の楽器を手に入れる前の若かりし頃は、防音設備を持っていなかったのでRolandの電子ピアノを相棒にしていました。日本のメーカーの電子ピアノは昔からとてもよく出来ていて、各社の鍵盤タッチや音質の追及はかなりマニアックとも言えるレベルにあります。ですから一般の方が気軽な趣味として楽しむにはもちろん、プロが本格的な練習をするのにもちゃんと役立つものです。
しかし、普段電子ピアノを弾きなれていた手で、ある時ライブハウスのグランドピアノをガーンと鳴らした時、全身に伝わってくる音の塊、その快感に圧倒された思い出があります。その時私は、やっぱりいつかはグランドピアノを手に入れるんだ!と決心したのでした。

本日はうちのピアノについてでした!

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