コラム欄には音楽活動以外のネタも時々掲載していこうと思います。
人生の中で、自分の価値観を根底から書き換えてくれる書籍に出会うことがあります。
今日ご紹介するのはこれ。「お金の大学」です。

著者はリベラルアーツ大学という架空の学校を運営する学長、両氏。彼はYoutubeをはじめとした媒体でもお金に関する非常にためになるコンテンツをたくさん無料で公開しているのですが、この書籍はそのエッセンスを体系化して勉強しやすくしたものです。
お金に関する本、と言えば、なんとなく胡散臭いイメージがあるのではないでしょうか。「すぐに●●円儲かる方法」「君にも出来る、簡単なお金の増やし方」みたいな、、
はっきり言います。この書籍は、楽して儲ける!とか、運に任せて一獲千金!みたいな話ではありません。いかにお金の本質について知らない人が多いか、そしてそれでいったいどれほどの損を被っているのか。一方で正しくお金のことを知れば、自分の力でどれだけ自由に、幸せになれるのか、をものすごく分かりやすく解説しているのがこの本なのです。
ああ、20年前にこの知識に巡り合っていたら、今の自分は全く違う生活を送っていたに違いない、、そう確信するほど、パワーに溢れた優良書籍です。
むろん、すでに一生困らない財を自分で築いた裕福層にとっては、価値のない本でしょう。なぜなら、お金に関する基本中の基本について、まさに「教科書」として書かれているからで、ある意味当たり前のことしか書いていないからです。しかし、私のような、勉強と言えば「学校で教えてもらったこと」、または「仕事で必要なスキル」くらいしか思いつかなかった人間にとって、「お金の勉強」は、まるで触れたことのなかった新鮮な世界の扉を開けたくらいのインパクトがあったのです。本当は自分にとって一番身近で必要な知識であったにもかかわらず、です。
内容を簡単にご紹介しましょう。決して難しい本ではありません。自分が自由になるために必要なのは、お金を
「貯める力(どう節約するのか)」
「稼ぐ力(自分という資産を活かしてどうお金を得られるようにするのか)」
「増やす力(どうお金自身に働いてもらい自己増殖させるのか)」
「守る力(詐欺やぼったくりから自分の資産をどう守るのか)」
「使う力(自分らしくお金を使い、幸せになるとはどういうことか)」
が必要であり、それぞれ、この並んでいる順番に自らを鍛えることによって誰でも経済的自由に近づくことが出来る、ということです。
恥ずかしながら、私はこの歳になるまでこんなことをまじめに考えたことはなかった気がします。
両学長は言っています。経済的自由に必要なのは、高学歴でも運でもありません。単純に「お金の知識」を正しく持っているかどうかだと。
そしてそれを心底納得出来るのは、言葉の一つ一つに全く偽りやいい加減さが感じられないからなのです。
本当に自由を手に入れた人は、他人を貶める必要なんてないし、この書籍の言葉にも、Youtubeのコンテンツにも、自分がどのように力を蓄え自由になったかを、純粋に世の中のみんなに伝えたい、という両学長の善意があふれています。そして、すべての説明は裏付けがあり、きわめて理論的なのです。
こんな初心者に優しく、かつ充実した教科書はかつてなかったでしょう。
というわけで、興味がある方は読んでみて下さい。日々仕事に忙殺され、その割にお金がたまらずに将来の不安は消えない(はい、かく言う自分もそうです)、そんな人にこそ読んでいただきたい一冊です。

