今日はうちで使っているバランスチェアの紹介です。

私の使っているモデルは「バランスシナジー」という製品ですが、これ以外にも膝あてのあるタイプなど様々なものが開発されています。
なお、この記事は製品の性能を保証したり、特定の商品を宣伝するものではありません。あくまでも個人として良い使用感でしたのでそれをご紹介する目的であることをご了承ください。
写真を見ていただくと分かりますがが、この椅子は、わざと床の接地面が丸みを帯びていてロッキングチェアのようにゆらゆらと動きます。ただし、これはくつろぐための椅子ではなく、長時間座り続けて集中して作業をするための、れっきとした仕事椅子なんです。なので、肘掛けも背もたれもありません。そして、座面が初めからやや前のめりに傾いています。
ちなみに、私のモデルは前後に揺れるのと合わせて、左右にも座面が回転します。動いている様子を撮った動画はこちら。
私がこの椅子を手に入れた理由は、コロナ禍で圧倒的に在宅勤務が増え、それと同時に明らかに腰痛がひどくなってしまったからなのです。

以前は左側のような低い丸椅子でやっていたのですから、相当姿勢が悪くなっていたのは想像に難くありません。しかも私の仕事はひたすらPCに向かっていますので、気が付けば数時間、同じような姿勢をずっと続けてしまっていることも珍しくありません。そんなわけで、あっという間に腰に負担が来て、立ち上がろうとすると「痛てて、、」という状態になってしまったのです。
これはいかんということで、色々調べた結果、たどり着いたのが、このバランスチェアでした。
なぜわざわざ不安定な椅子に???それで本当に集中できるの?と思われる方がほとんどではないでしょうか。私も最初は半信半疑でしたが、使い始めて半年以上、これは本当にいい買い物だったと断言します。

まず、座面が前のめりに傾いている理由です。水平の椅子に深く腰かけた場合、上半身を前のめりにしないと机上の作業がしずらいのに対し、バランスチェアではそもそも前方に傾斜している座面に腰かけていることで、否が応でも背筋が垂直にならざるを得ない仕組みになっているのです。これによって、気づかずに腰が折れすぎてムリな態勢を続けてしまうことがなくなり、結果的に体の負担が減るのです。
つぎに、椅子が前後に揺れるように作られている理由です。普通の椅子は体を固定するように出来ているので、よほど意識しない限り同じ態勢を取り続けてしまうようになっています。しかしバランスチェアは前後に揺れることで腰の角度がある程度自然に動くように出来ています。
知り合いのカイロプラクターに聞いた話ですが、体の色々な組織には血液が酸素や栄養を運ぶことで新陳代謝が維持されているのですが、背骨の椎間板の組織には直接血管は通っておらず、実際に動かしていないと物質循環が悪くなるのだそうです。つまり、ずっと動かさないというのは椎間板にはダメージになってしまうということなんですね。
そこで、このバランスチェアでは、あえてやや不安定にすることで腰にかかる負担を軽減しているのです。ちなみに説明書的には、この揺れを利用して、座っている間も意図的にゆらゆらとさせるのがいいとのことですが、期限の迫ったプレゼンの作成や無理難題の会議に没頭している間、当然そんなことを思い出す余裕はありません。それでも、この椅子を使いだしてから全く腰痛が消えたことから、この仕組みによって無意識に少しずつ動いているだけでも非常に効果が高いのだと思われます。
えー?これじゃくつろげないよね?という疑問を持たれた方、その通りです。くつろぐためではなく、集中して机上仕事を長時間しなければならない方用です。中には、仕事中にもゆったりと座って考え事をしたい、という方もいらっしゃるかと思います。この椅子はそれには向いていませんので、そんなときには仕事部屋を出て、ソファに腰かけて考えてみるというのも良いと思います。
仕事環境が変わって、腰痛で困っている方がいらっしゃったら、ご検討の価値ありだと思います!
公式サイトはこちら。開発の経緯などが詳しく載っています。
https://www.balans-synergy.com/

