【パルス道場】Vol.12 メトロノーム「ウラウラ消える君」登場!

お・と・なのジャズ研

パルス道場第7回で、メトロノーム「消える君」1号を紹介した。わざと消えるメトロノームを自分の使うことで自分のパルスキープ力がより如実に分かるという目的だったのだが、ここ数回の記事でウラのパルスを使ったトレーニングを紹介してきたところで、消える君のウラバージョンがあればと思い、作ってみた!

ウラウラ消える君1号(120)

こちらのメトロノームは、ここまで紹介してきた譜例と同様、4拍子の2拍、4拍に鳴らしている(テンポ120)。 そして、2小節ごとにメトロノームがお休みする仕組みになっている。全く無音の間、自信をもって自分のパルスを維持する感覚を身につけるのが目標だ。
ちなみにこのメトロノームでは、ウラで鳴らすことをわかりやすくするために、最初の8小節は準備時間を設けていて、その間はアタマにも高いクリックを入れて「ピコッコッコッコ」と鳴らしている。Ready?→Go!で本番開始だ。

試しに最も基本的な次のエクササイズを試してみよう。

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Exercise 27

自分は1拍3拍を叩くだけだ。これなら簡単??? いやいやどうして、これが意外なほどに難しいはずだ。たった2小節メトロノームが消えるだけで、自分の時空は簡単に揺らいでしまうのが分かるだろう。
この動画の冒頭でも説明しているとおり、準備時間の8小節で、自分の呼吸をこのパルスに完全に合わせておかないと、無音の2小節をコントロールすることは出来ない。
前の記事でも掲載した通り、これことがまさに曲を始めるときの「カウント」の大事さを表している。1音目を発する前の呼吸の作り方の話である。このメトロノームはトレーニング目的のため、準備時間を8小節もとっているが、普通にアンサンブルするときのカウントは通常2小節、時にはたった1小節なのだから、演奏者が息を合わせるのはさらに難しいはずだ。
動画は長めに作ってあるが、始めてすぐに大きくズレてしまう場合は、そのまま流して練習するのではなく、一度動画を最初から再生し、再度準備時間から取り組んでほしい。それこそが、「曲を始める前からパルスを自分に持つ」というこのトレーニングの趣旨に沿っているからである。

何回かトライしているうちに、自分の呼吸がしっかりパルスをとらえていれば、あまりズレずに「ウラウラ消える君」とコラボできるようになることに気づくだろう。

そしてこちらも今までに紹介した様々なエクササイズに応用可能である。以下、代表的なものを再掲する。

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Exercise 28
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Exercise 29
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Exercise 31
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Exercise 38

ここまで楽にできるようになれば、もちろんさらに音数を減らしたストイックなフレーズで試すのも面白いと思う。

よりテンポの速い消える君、遅い消える君も今後公開したい。

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