本日は最近の音源製作のご紹介をします。6月中旬にオトナBOXのリーダー安達玉樹氏より、とある筋に応募するオリジナル曲をレコーディングしたいとの連絡がありまして。いつものように手書きの几帳面な譜面とともに、竹内まりやのPlastic Love風にしたいとの希望が送られてきました。私のピアノと、同じくバンドメンバーの河村洋氏のベースでデモ音源を作成する計画だったのですが、せっかくならドラムも入れたいとのこと。それならDAWの打ち込みで重ねてみたら?とのことで試しにやってみることに。

竹内まりやと言えば、そう、要するに達郎サウンドなわけですよ。私の大好物。
やっぱり贅沢な編成の分厚いアレンジが本能的に好きなんですよね。
今進めているDTMのトレーニングにもかなりいいお題だったので、ドラムのみならず他のパートもできるだけ打ち込んでみようと思い、仕事の傍ら2週間ほどのめり込んでおりました。
まず、久しぶりにリファレンス音源のPlastic Loveを聴きなおしてみました。
改めて気付いたこと。
まず、イントロ、長!!!w
普通のこの手の楽曲と比べれば3~4倍はあるでしょうね。
ただ、おそらくこのおしゃれなイントロを十分に聴かせたかったという意図はよくわかります。これから始まるぞーって期待感を持たせつつじらしているのがかえって効果的ですね。
何かと効率化が優先される現代と比べると、やっぱり心の豊かなな時代だったのかななんてことも感じます。
さて、編成は...?今までそこまで気にして聴いたことはありませんでしたが、ちゃんと聞いて数えてみると、いやー思っていた以上にリッチですね。
ドラム、ベース、Aピアノ、シンセ、Eギターが2本、ウッドブロックやカウベルのフィルも鳴っている。さらにそこにストリングスとブラスセクション、そしてバックヴォーカル、その上にメインヴォーカル。
まさに”オケ”と呼ぶにふさわしい重厚さであります。もちろん、当時のレコーディングはすべて生演奏。歌詞の内容もバブル期のカルチャーを色濃く残していてまさに時代を象徴する一曲でしょう。今考えてみれば、当時はテレビの歌番組だって、一流のミュージシャン集めてフル編成で演奏することが当たり前だったですね。
さて、これだけのセクションをきれいに並べて、一つの楽曲にするアレンジ能力はすごいとしか言いようがないわけですが、とにかく見よう見まねで(聴きよう聴きまねで)Plastic Loveのアレンジを玉樹氏の譜面のメロディとコード進行にあてはめてみることにしました。

テンポ指定がややPlastic Loveよりも早めだったので雰囲気も変わりますが、なるべくエッセンスを取り入れてリズムセクションを作ってみました。ギターのカッティングは、今回初めて”Funk Guitarist”という超便利音源を採用してみました。( ”Funk Guitarist” についてはまた後日、別記事にしたいと思います)
シンセは残念ながら音作りのノウハウがなかったのでEピアノで代用し、ブラスセクションはやはりリアルに打ち込むのは相当手間がかかるので今回は断念。しかし、ストリングスについては、今までの宅録でもいくつか取り入れていてすんなりいけそうだったので、サビに副旋律を作って乗っけてみました。試作したバックトラックはこんな感じになりました。
で、さらに、玉樹氏のヴォーカルと河村氏のベースを重ねて、仕上げた音源がこちらです。

こちらは”おとなのバンド倶楽部主催「みんなで曲を作ろう」プロジェクト”にコンテスト形式で出品されています。よかったら下記リンクも参照ください。https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSckwQ0TXqvbtj8_JzBKTKoLEGM0E6zNzxK4TV7u42UJR2EYiA/viewform?fbclid=IwAR195mPw91tEnV3t4RahfqeByV3MhdTrdlocusU8CbmIW32KIWGkAUYRzaw
ピアノのフレーズコピーをするがごとく、編曲の上達にも先達の成果物を研究するというのが近道だと思いますので、今後も何かテーマを考えてやってみようと思います。この夏の自由研究、”達郎風オケ”制作、いろいろ気づきがあり面白かったです。
今日はここまで!
